みかえり587号

 〇如実知見
 「担板漢たんばんかん」という言葉があります。意味は「板を担いだ男」です。長い板を肩に担ぐと板の向こう側は見えません。物事の片側だけしか見ていないのに、すべて分かったっもりでいる人のたとえです。 私たちも、思い込みや偏見で物事や他人の言動を評価したり、自分中心の狭い視野で間違った判断をしたりしているかもしれません。
 広い視点で物事を正しく見極めるには板を下ろせば良いのですが、簡単にはできません。人は誰でも大なり小なり人間関係や社会的立場といった板を担いで生きているからです。
 しかし、自分は「担板漢」かもしれないと自省し、板の向こう側に心を向けましょう。



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