禅林寺に受け継がれる重要文化財の数々が咲き誇る
歴史の深みと西山国師の尊き足跡をここに紡ぐ。
特別寺宝展で公開される所蔵文化財の一部をご紹介します。
証空上人像 (思惟像) 〈室町時代〉
浄土宗西山派祖。頭に領帽をかぶり両手を下げて念珠を取る姿は思想哲学の深さを感じさせる。本図は思惟像と呼ばれるが、臨終の様子にも似ている。上人は西に向かい念仏称え合掌して眠るように息絶えたと伝わる。
善導大師像 〈室町時代〉
唐代浄土教の大成者である善導の肖像。善導像の特徴として、わずかな髭や頭髪の痕が表現されることが多いが、本図にも認められる。念仏を唱える口から化仏が湧出する姿は長安の光明寺止住時代に表した奇瑞と言われる。
当麻曼荼羅縁起 〈鎌倉・弘長2年(1262)〉
道観証慧(1195~1264)筆。現在、証慧の著作は2つ知られているがそのうちの1つで、自筆とされる。奈良・当麻寺に伝わる綴織当麻曼陀羅の由来が説かれる。証慧は証空の高弟で、浄土宗西山流における嵯峨義の祖。
十界図 〈鎌倉時代〉
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の六道に佛、菩薩、縁覚、声聞の四聖界を加えた十界を二幅対に表す。阿弥陀如来を中尊とする阿弥陀幅と地蔵菩薩を中尊とする地蔵幅からなり、特に人道と地獄の描写が過半を占め、源信の『往生要集』に説く内容と『地蔵十王経』に説く地獄の様が表される。
二十五菩薩来迎図 〈鎌倉時代〉
観音菩薩・勢至菩薩を除いた二十五菩薩が描かれる来迎図。諸菩薩が画面いっぱいにまんべんなく配置され、顔や体の向きがまちまちであることから、恐らく、彫像の阿弥陀三尊像の後ろに掛けられていたと考えられる。
アクセス
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| JR・近鉄 | 「京都」駅から市バス5系統で「南禅寺・永観堂道」下車 徒歩3分 |
|---|---|
| 京阪電車 | 「三条」駅から市バス5系統で「南禅寺・永観堂道」下車 徒歩3分 「神宮丸太町」駅から市バス204、93系統「東天王町」下車 徒歩8分 |
| 阪急電車 | 「京都河原町」駅から市バス5系統で「南禅寺・永観堂道」下車 徒歩3分 |
| 地下鉄 | 東西線「蹴上」駅下車 徒歩15分 |
※拝観にお越しの方は下足袋をご持参ください。 ※マイカーでのご来訪は、ご遠慮願います。
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