京都東山 永観堂

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永観堂の寺宝

二十五菩薩

二十五菩薩来迎図絵扉(部分)


永観堂の所蔵する寺宝の「部分拡大画像」をお届けします。展示会などでは間近に見ることの少ない寺宝の細部をお楽しみください。なお、表示画像は見やすくするため画像処理を施しています。実際の色合いや明瞭さと異なることがあります。今回は重文「二十五菩薩来迎図絵扉」の二十五菩薩をシリーズでお届けします。

二十五菩薩来迎図絵扉(その6)

 善導大師の木造を収める厨子の正面、及び両側面に取り付けられていたと伝える各二曲の両開きの扉で、二曲三双の計十二面の内側に、観音・勢至を含む二十五菩薩像を彩画する。中央扉の上方左右に蓮台を捧持する観音と合掌する勢至を含む三体を一面に、残る各面に細身諸菩薩を雲上に二体ずつ上下に描き、虚空に立・坐像化佛や 飛天等の適宣配す。諸尊は踏み割り蓮華上に立ち、奏楽の菩薩は琵琶、横笛、太鼓、筝、笙など様々な楽器を奏で、真横を向く者、背中を見せる者など姿態にも変化をつける。肉身を白色とする地蔵・龍樹両菩薩のほか、化佛を含む諸尊は皆金色に表現され、制作は鎌倉末期から南北朝と思われる。当初の厨子全体の荘厳の様は明確に出来ないが、同様の絵扉が岐阜・新長谷寺や根津美術館に伝わる。

板着色 6面 各 56.4 × 13.0cm
      6面 各 56.4 × 11.0cm

重要文化財指定 絵第728号 昭和25年8月29日