宗祖法然上人800回大遠忌

“佛教音楽の集い”から
2011年10月4日 京都コンサートホール


 

大ホール

 

京都コンサートホール

パイプオルガンを備え、ステージを取り囲むように座席が配置されたユニークな演奏会場。最大1,833席の大ホールが今回の会場。場所は北山、府立植物園の近く。

ご法主ご親教

 

開会に先立ち、中西ご法主のご親教

要旨:浄土宗門で最初に音楽法要を取り入れたのは、住蓮・安楽です。その「哀歎悲喜の音曲」が人々の心を揺るがし念佛信者が急増しました。しかし、これが引き金となって上皇の逆鱗に触れて念佛集団の壊滅かという大事件に発展します。音楽を用いた法要の布教効果の力を物語るものです。
今回、宗祖の遺言である『一枚起請文』が、岸野未利加さんの作曲により、古典と現代音楽のコラボレーションによる壮大な楽曲となって本邦初演されることになりました。 お浄土でお聞きになる宗祖への、なによりの大きな法楽となるでしょう。

 

第1部 雅楽・声明

浄土宗西山禅林寺派法事部・同全国青年会

佛賛歌

 

第2部 佛賛歌

禅林寺庭婦人会・禅林婦人会
指揮  菊地敏子氏

一枚起請文

 

第3部 合唱・僧の声・笙・篳篥・二十絃箏・打楽器と弦楽三重奏のための一枚起請文( 法然上人800回大遠忌記念委嘱作品)

作曲  岸野未利加氏
賛助出演 京都リーダーアンサンブル
友情出演 女性合唱団コールアスター
箏:大谷祥子 笙:田中淳子 篳篥:山本元
ピアノ:谷川秀美 打楽器:佐藤けやき ヴァイオリン:塩見裕子、山名玲奈  ヴィオラ:叶澤尚子  チェロ:三宅依子

 

閉会

最前列(立ち姿)右側から指揮者・菊地敏子氏、作曲者・岸野未利加氏、宗務総長・久我儼昭師

 

閉会の挨拶

宗務総長・久我儼昭師
要旨:佛賛歌を歌い、音楽を通じて、このコンサートホールの参加者全員が法然上人のみ教えの普遍性を広く社会にアピールし、未来に脈々と繋げていこうと自覚していただけたと思います。これをひとつの節目として、ともに手を繋ぎ宗門の興隆に励むとともに、お念佛の日暮しに努めましょう。

   
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